WebデザイナーはSESで経験を積める?メリット・デメリットとキャリア戦略
公開日:
2026/3/5 02:14
更新日:
2026/5/13 03:18
フリーランスエンジニア

結論から言うと、SESでもWebデザイナーとして経験を積むことは可能ですが、案件の内容によって大きく左右されるのが実情です。
デザイン業務に携われる案件もあれば、コーディングや運用作業が中心になるケースもあります。
そのため、SESで働くことを検討する場合は、仕事内容やキャリアへの影響を理解したうえで判断することが重要です。
この記事では、WebデザイナーがSESで経験を積めるのか、メリットやデメリット、キャリア戦略について解説します。
この記事の監修者
株式会社SynergyEffectはWeb開発、ITコンサルティング、保守・運用、デザインサービスを提供し、お客様のビジネス成長を支援しています。エンジニア・PMOの方向けに、役立つ情報を発信しています。
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WebデザイナーはSESで経験を積める?

結論から言うと、SESでもWebデザインに関わる経験を積むことは可能です。
ただし、どのような経験を積めるかは、参画する案件の内容によって大きく変わります。
SESで積める経験・積めない経験
UIデザイン・LPデザイン・バナー制作・HTMLコーディングといった業務を扱う案件であれば、Web制作に関わる実務経験が積めます。
一方、案件によっては既存サイトの更新作業やテスト業務が中心になり、デザインの企画や設計に関わる機会がほぼないケースもあります。
どちらに当たるかは案件次第なので、事前の確認が必要です。
案件によって業務内容が大きく変わる
SESはプロジェクトごとに役割が決まる働き方のため、同じ「Webデザイナー」として参画しても、案件によって担当業務が大きく異なります。
UIデザインや制作業務に関わる案件もあれば、運用・修正・テストが中心になる案件もあります。
この構造を理解したうえで案件を選ばないと、想定と異なる業務を続けることになりやすいです。
WebデザイナーがSESで働くメリット

SESではプロジェクトごとにクライアント企業が変わるため、関わる業界やサービス、開発環境なども変わります。
そのため、Web制作会社とは異なる形で経験を積める可能性があります。
多様な案件に携われる
SESで働くメリットの一つは、多様な案件に携われる可能性がある点です。
SESはクライアントごとにプロジェクトが異なるため、幅広い業界や制作内容に関わる経験が積めることがあります。
案件によってはデザインにとどまらず、コーディングやフロントエンド開発に携わる機会もあります。
ただし、携われる案件の種類はSES企業が扱う案件次第なので、事前の確認が必要です。
未経験でも入りやすい
Web制作会社や自社サービス企業と比べて、SESは未経験や実務経験が浅い人でも入りやすい場合があります。
ポテンシャル採用や研修制度を設けている企業もあり、基礎スキルを身につけながら現場経験を積める環境が用意されているケースもあります。
ただし、未経験で入れる案件がデザイン業務とは限りません。
どのような業務を担当するかは企業や案件によって異なるため、事前の確認が必要です。
人脈が広がる
SESではクライアント企業のプロジェクトに参画するため、社内メンバーだけでなく、さまざまな企業のエンジニアやデザイナーと関わる機会があります。
プロジェクトごとにチームが変わることで、複数の現場を経験するうちに業界内のつながりが広がりやすいです。
こうした人脈は、新しい仕事の紹介や転職のきっかけになることもあります。
フリーランスを目指す場合も、現場で培った人脈が案件獲得につながるケースがあります。
異なる環境で多くの人と関わりやすいSESの特性は、人脈形成の面でメリットになります。
SESのデメリット

SESはさまざまな案件に携われる可能性がある一方で、働き方の特徴からデメリットも存在します。
デザイン業務がない可能性がある
SESの注意点として、参画する案件によってはデザイン業務に携われないケースがある点があります。
「Webデザイナー」として入った案件でも、実際の業務が既存サイトの更新・HTMLやCSSの修正・コンテンツ差し替えといった運用作業が中心になることがあります。
さらに、システムのテスト業務や資料作成など、デザインとは直接関係のない業務を担当するケースもあります。
こうした状況ではデザインスキルを伸ばす機会が限られ、キャリア形成に影響する可能性があります。
事前に業務内容を具体的に確認することが、ミスマッチを防ぐうえで必要な対応です。
スキルが偏りやすい
SESでは参画する案件ごとに担当業務が決まるため、特定のスキルに偏りやすい点には注意が必要です。
コーディング中心の案件ではコーディングスキルは伸びる一方、UIデザインや設計の経験を積む機会が少なくなることがあります。
運用・更新業務が中心の案件では、デザインの企画や上流工程に関わりにくい状況になることもあります。
Webデザイナーとしてバランスよくスキルを広げたい場合、どのような業務範囲の案件に参画できるかを事前に確認しながらキャリアを組み立てることが現実的な対応になります。
キャリアが不明確になりやすい
SESではプロジェクトごとに業務内容が変わるため、長期的なキャリアプランを立てにくい面があります。
最初の案件でデザイン業務に関わっていても、次の案件ではコーディングや運用が中心になるケースもあり、どのスキルを伸ばすべきかが見えにくくなることがあります。
またキャリアサポートが十分でないSES企業もあるため、自分でキャリアを主体的に考える必要があります。
案件をこなすだけでなく、身につけたいスキルを意識しながら案件を選ぶ姿勢が、将来的な強みを作るうえで重要になります。
Webデザイナーが実務経験を積む方法

Webデザイナーとしてキャリアを築くためには、実務経験を積むことが重要です。
ここでは、Webデザイナーが実務経験を積む代表的な方法について解説します。
制作会社
Web制作会社は、Webデザイナーとして実務経験を積む代表的な選択肢です。
企業サイト・ECサイト・LPなどの案件を担当することが多く、デザインの企画からワイヤーフレーム作成・デザイン制作まで、Web制作の流れを一通り経験しやすい環境があります。
ディレクターやエンジニアとチームで動くため、プロジェクトの進め方やクライアント対応も身につきます。
ただし未経験からの採用ハードルは高めで、ポートフォリオの完成度やデザインスキルが問われるケースが多いです。
制作会社を目指すなら、事前の準備が選考結果を左右します。
SES
SESでもWebデザイナーとして実務経験を積める可能性があります。
クライアント企業のプロジェクトに参加するため、WebサイトのデザインやUIデザイン・LP制作・HTMLコーディングなど、Web制作に関わる業務を経験できる案件もあります。
ただし、案件によって仕事内容は大きく異なります。デザイン業務が中心の案件もあれば、サイト運用やWeb制作と直接関係のない業務を担当するケースもあります。
SESで実務経験を積むことを目的とするなら、参画できる案件の業務内容を事前に具体的に確認することが前提になります。
副業
副業で案件を受けることも、実務経験を積む選択肢の一つです。
クラウドソーシングや知人からの紹介を通じて、小規模サイトの制作・LP・バナー制作・更新作業といった案件を受けることができます。
未経験や経験が浅い段階でも取り組みやすく、クライアントとのやり取りやスケジュール管理など実務に近い経験が積めます。
制作した成果物はポートフォリオとしても活用できます。
ただし、副業だけで継続的に案件を獲得し続けるのは難しいため、制作会社やSESでの勤務と組み合わせて経験を積む人が多いです。
Web系キャリアを目指すなら戦略が重要

Webデザイナーとしてキャリアを築く場合、単に経験年数を重ねるだけではなく、どのような経験を積むかというキャリア戦略が重要になります。
Web系キャリアを目指すのであれば、デザインやフロントエンドに関わる経験を意識的に積んでいく必要があります。
SESからWeb系転職
SESで経験を積んだ後にWeb制作会社やWeb系企業へ転職するキャリアパターンもあります。
未経験や経験が浅い段階でまずSESに入り、現場経験を積んでからWeb系企業を目指す流れを選ぶ人もいます。
コーディングスキルやチーム開発の経験は転職時に評価されることがあり、フロントエンドのスキルを身につけておくとキャリアの幅が広がります。
ただしSESからWeb系への転職を目指すなら、デザインやフロントエンドに関わる案件を意識的に選び、ポートフォリオに掲載できる成果物を積み上げていくことが現実的な準備になります。
フロントエンドへキャリア拡張
Webデザイナーとしてキャリアを広げる選択肢の一つが、フロントエンド領域へのスキル拡張です。
SESではHTML・CSSのコーディングやJavaScriptを扱う案件に関わる機会もあり、フロントエンドスキルを身につけるきっかけになることがあります。
デザインと実装の両方を理解している人材はWeb制作の現場で求められることが多く、「デザインも実装もできる」ポジションは案件の選択肢を広げます。
JavaScriptによるUI実装やレスポンシブ対応などを習得することで、将来的にフロントエンドエンジニアへのキャリアチェンジも視野に入ります。
キャリアに迷ったらエンジニア相談もおすすめ

SESの場合は、参画する案件によって仕事内容が大きく変わるため、キャリアの方向性を意識して選ぶことが重要になります。
案件によってはデザイン業務に携われることもありますが、場合によっては運用業務やコーディングが中心になることもあります。
そのため、これからWeb業界でキャリアを築いていきたい場合は、自分がどのようなスキルを身につけたいのか、将来どのような働き方を目指すのかを整理することが大切です。
もしキャリアの方向性に迷っている場合は、キャリア相談を活用するのも一つの方法です。
案件選び.comのキャリア相談では、これまでの経験や希望する働き方をもとに、どのような案件や働き方が合っているのかを相談できます。
第三者の視点からアドバイスをもらうことで、自分に合ったキャリアの方向性が見えてくることもありますので、お気軽にご相談ください。
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将来のキャリアに迷っている方は、まずはお気軽にご相談ください。
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