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複数の仕事を同時にこなす方法|フリーランスエンジニアが潰れない働き方

公開日:

2026/2/20 01:43

更新日:

2026/4/30 05:24

フリーランスエンジニア

複数の案件を抱えながら、頭の中でタスクがぐるぐると回り続けている…そんな状態、心当たりはありませんか。

フリーランスエンジニアが複数の仕事を同時にこなすうえで詰まるのは、スキルの問題というより、受け方と設計の問題です。

この記事では、複数案件を回せる人と詰まる人の差を、現場の典型パターンをもとに整理していきます。

この記事の監修者

SynergyEffect 編集部

株式会社SynergyEffectはWeb開発、ITコンサルティング、保守・運用、デザインサービスを提供し、お客様のビジネス成長を支援しています。エンジニア・PMOの方向けに、役立つ情報を発信しています。

複数の仕事を同時にこなすことに、不安を感じていませんか?

複数案件を持ちたいけれど、自分の稼働状況で本当に回せるのか判断できない…

そういう悩みを抱えたまま、なんとなく動けずにいるエンジニアは少なくありません。

案件の組み合わせ方や稼働条件の整え方は、一人で考えるより、現場を多く見てきた人間と一緒に整理したほうが、判断の精度が上がります。

まずは今の状況を話すだけでも構いません。無料相談では、あなたの稼働条件をもとに、複数案件が現実的かどうかを一緒に確認することができます。

仕事を回せない人がやりがちなこと

複数案件を抱えて行き詰まる人には、共通した行動パターンがあります。

結論から言うと、スキルや経験の問題だけでなく、受け方や動き方の設計が崩れているケースが多く見られます。

稼働時間の計算を間違えている

受注時の見積もりが甘くなる原因は、「開発工数」しか計算していないことにあります。

実際の稼働時間には、以下が上乗せされます。

これらを含めると、実際の稼働時間は見積もりよりも増えることが多いです。

そのため、作業時間だけでなく、コミュニケーションや調整にかかる時間も考慮する必要があります。

受注前に「純粋な作業時間」だけでなく「コミュニケーション込みの総稼働時間」で計算する習慣をつけるだけで、キャパオーバーの頻度はかなり変わります。

連絡対応が多い案件を受けている

断るべき案件は、単価が低いものだけではありません。

コミュニケーションコストが高い案件は、実質的な時間単価を大きく下げます

見分けるポイントは、最初の打ち合わせにあります。

こうしたサインが初回面談で出ている場合、契約後も同じことが続く可能性が高いです。

受注前に「週の拘束時間がどれくらいになるか」を具体的に確認することが、複数案件を健全に回す第一歩です。

複数案件を回すための時間の使い方

複数案件をうまく回している人は、特別なツールを使っているわけではありません。

時間の使い方に、自分なりのルールを持っているだけです。逆に言えば、ルールのないまま案件を増やしても、いずれ限界が来ます。

案件ごとに曜日を決めて動く

「午前はA社、午後はB社」という時間割を組む人は多いですが、これは思ったより機能しません。

午前中にB社から急ぎの連絡が入った瞬間、その日のリズムが崩れます。

効果的なのは、曜日単位でブロックを組む方法です。

「月・水はA社、火・木はB社、金は調整日」のように、1日丸ごと1社に充てる。

こうすることで、前日の作業コンテキストを翌日も引き継ぎやすくなります。

複数の案件を並行管理しているフリーランスの傾向を見ると、半日単位よりも1日単位で切り替えるほうが、コンテキストスイッチが減り、結果的にトラブルを防ぎやすいとされています。

最初は「もったいない気がする」と感じるかもしれませんが、切り替えコストを減らすほうが総合的な生産性は上がります。

割り込み連絡を減らす

複数案件が崩れる原因の多くは、割り込み連絡です。

「ちょっと確認なんですが」という一言が、集中の流れを断ち切ります。

対策は、契約時に報告ルールを合意しておくことです。

といったルールを最初に設定しておくと、クライアント側の期待値も整います。

「最初に言いづらくて決めなかったら、毎日連絡が来るようになった」といった事態は、典型的な失敗例の一つです。

報告頻度の合意は、受注後ではなく契約前に済ませておくのが理想です。

案件の繁忙期をずらして受注する

開発プロジェクトには、稼働が集中する時期とそうでない時期があります。

要件定義・設計フェーズは打ち合わせが多く、実装フェーズは手を動かす時間が長い。

テスト・リリース前後はまた別の忙しさがあります。

複数案件を同時に抱える場合、この「山と谷」が重なると一気にキャパオーバーになります。

逆に、意図的に位相をずらして受注できれば、稼働量を平準化できます。

収入を最大化する案件の選び方

複数案件を回せるようになると、次に気になるのが「結局いくら稼げるのか」という点です。

案件の本数を増やせば収入が増えるわけではなく、組み合わせ方で結果は大きく変わります。

1社集中と掛け持ち、どちらが稼げる?

単純な金額だけを比べると、2社掛け持ちのほうが有利に見えます。ただし、コミュニケーションコストや稼働時間を加味すると、話が変わってきます。

たとえば月単価80万円の案件1社と、月単価50万円の案件2社を比べてみます。

2社掛け持ちは総額100万円ですが、クライアントが2社になることで、報告・連絡・調整の時間が増えやすくなります。

実稼働時間で割った時間単価を計算すると、条件によっては、1社集中のほうが時間単価が高くなるケースもあります。

2社掛け持ちが有利になるのは、片方がコミュニケーションコストの低い案件である場合です。

たとえば「月10時間程度の技術顧問契約+メインの開発案件」のような組み合わせは、稼働の負荷を抑えながら収入を上乗せできます。

受けてはいけない案件の見分け方

単価が高くても、受けるべきでない案件があります。

見極めのポイントは3つです。

これらが重なる案件は、実際に動き始めてから「思ったより時間を取られる」という状態になりやすいです。

初回の打ち合わせで担当者の動き方をよく観察しておくと、契約後の稼働負荷をある程度予測できます。

契約前に「週あたりの想定稼働時間」を確認する習慣をつけておくと、こうした読み違いは減らせます。

複数案件で起きやすい失敗と契約の注意点

複数案件を回せるようになっても、思わぬところで足をすくわれることがあります。

スケジュール管理や稼働量の話ではなく、契約まわりのトラブルです。

契約書で確認すべき2つのポイント

複数案件を掛け持ちする上で、契約書に目を通しておくべき箇所が2つあります。それは、「専属条項」と「競業避止義務」です。

専属条項は、他社の案件を受けること自体を禁じる条文です。

エージェント経由で案件を受けている場合、契約書にこの条項が入っていることがあります。

気づかずに別案件を受けると、契約違反になるリスクがあります。

競業避止義務は、同業他社との取引を禁じるものです。

たとえばECサイトの開発案件を受けている状態で、別のECサービス企業から案件を受注した場合に問題になる可能性があります。

どちらも契約時に交渉で削除・緩和できる場合があります。

「他社案件を受ける予定がある」と最初に伝えた上で条件を確認しておくのが、トラブルを避ける現実的な方法です。

仕事の質が落ちるのを防ぐには?

複数案件を抱えていると、品質の劣化に自分では気づきにくくなります。

サインとして出やすいのは、以下のような変化です。

どれも単体では見過ごしやすいですが、3つ重なっていたら黄色信号です。

対策としてシンプルなのは、週末に5分だけ振り返る習慣を持つことです。

「今週、各クライアントから何か指摘があったか」「自分が後回しにしたタスクはあるか」を確認するだけでいいです。

問題が小さいうちに気づけると、対処の選択肢が広がります。

掛け持ちしながらキャリアを伸ばす方法

複数案件をこなすことに慣れてくると、ふと気になるのが「このまま続けて、自分のキャリアはどうなるのか」という点です。

稼げてはいるけど、成長している実感がない。

そういう状態に陥っているフリーランスは、思ったより多いです。

掛け持ちで失敗する人のパターン

掛け持ちでキャリアが停滞する人に共通しているのは、「収入だけを基準に案件を選んでいる」点です。

単価が高い案件を手当たり次第に受けていると、気づいたころには「何でも少しずつできるが、これといった専門性がない」という状態になります。

市場価値の観点では、広く浅いスキルセットの場合、単価交渉で強みを打ち出しにくくなることがあります。

なぜなら、「私に頼む理由」を説明しにくくなるからです。

単価を上げるための案件の選び方

単価を上げていくために有効なのは、似た領域の案件を深掘りしていくことです。

たとえばECサイトの開発案件を複数経験していると、「EC領域のフロントエンド開発に詳しいエンジニア」というポジションが自然に確立されます。

同じ領域で実績が積み上がると、次の案件交渉で「この分野なら任せられる」という根拠が生まれます。

掛け持ちするなら「今のスキルを横展開できる案件」か「今より一段上の難易度の案件」に絞るのが現実的です。

全く異なる領域の案件を同時に抱えると、リソースが分散しやすくなるため注意が必要です。

収入より少し視野を広げて、「この案件を受けることで1年後の自分はどう変わるか」を受注前に考える習慣が、単価に効いてきます。

複数案件をこなせる人になるためのステップ

複数の仕事を同時にこなすことは、スキルの高さで解決する話ではありませんでした。

この3つが揃って初めて、複数案件は「しんどいもの」から「収入と安定を両立する手段」に変わります。

もし「自分の状況で複数案件は持てるのか」「今の案件条件は複数持ちに向いているのか」が気になっているなら、まず現状を整理するところから始めてみてください。

案件選び.comの無料相談では、今の稼働状況をもとに、複数案件の可否や案件の組み合わせ方を一緒に確認することができます。

あなたのスキル、経験、目標に合わせて、最適な働き方とキャリア戦略をご提案させていただきます。

まずは話を聞いてみるだけで構いません。あなたにとって最適な働き方を見つけるために、一歩を踏み出してみませんか?

「自分の場合はどうすればいいか」、一緒に考えます

複数の仕事を同時にこなすための設計は、正直なところ、自分一人で完成させるのが難しいテーマです。

今の案件条件で複数持ちが現実的かどうか、もし次の案件を取るとしたらどう設計すべきか…

そういった個別の悩みこそ、無料相談で扱えることです。難しく考えず、まず現状を話してみてください。

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