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フリーランスエンジニアの年収はいくら?平均・単価・1000万の現実を解説

公開日:

2026/3/12 02:48

更新日:

2026/5/1 03:20

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアの収入はスキルや案件単価によって大きく変わります。

市場データでは年収500万〜900万円程度のレンジが多いとされる一方、単価の高い案件に参画すれば1000万円以上を目指すケースも見られます。

本記事では、フリーランスエンジニアの平均年収や単価の相場、会社員との違いを整理しながら、現実的な収入のイメージを解説します。

自分の経験やスキルでどのくらいの年収が狙えるのかを考えるヒントとして参考にしてみてください。

この記事の監修者

SynergyEffect 編集部

株式会社SynergyEffectはWeb開発、ITコンサルティング、保守・運用、デザインサービスを提供し、お客様のビジネス成長を支援しています。エンジニア・PMOの方向けに、役立つ情報を発信しています。

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フリーランスエンジニアの平均年収

フリーランスエンジニアの収入は、案件単価・稼働率・スキル領域の3つで決まります。

平均年収の数字だけ見ていても、自分がいくら稼げるかは見えてきません。

単価の相場感とあわせて読むことで、初めて実態に近づけます。

年収帯ごとの割合

ランサーズエージェントの調査によると、年収の分布は400万円未満から1000万円以上まで幅広く、800万〜1000万円前後の層が一定数を占めています。

会社員エンジニアの平均が574万円であることを踏まえると、単価次第では大きく上回る水準も現実的な射程に入ります。

ただし同じフリーランスでも、担当する技術領域やフェーズによって収入は大きく変わります。

自分のスキルがどの単価帯に入るかを把握することが、キャリアを考える起点になります。

正社員エンジニアとの年収比較

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、会社員エンジニアの平均年収は約570万円前後とされています。

企業や役職によって差はあるものの、給与テーブルがある限り収入の伸びには構造的な天井があります。

昇給は年に一度、上がっても数万円という現場も珍しくありません。

フリーランスの収入構造はまったく異なります。

月単価70万円の案件に1年間入れば、年収は約840万円。単価が上がれば、その分だけ収入に直結します。

一方で、税金や社会保険は自分で管理する必要があり、案件の空白期間や営業コストも発生します。

年収の数字だけで比較するのではなく、「その環境で市場価値を上げられるか」という軸を持っておくほうが、長期的には得策です。

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フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスの収入は、案件単価によって決まります。

会社員のように給与テーブルで上限が決まっているわけではなく、どの単価帯の案件に入れるかが、そのまま年収の差になります。

平均年収の数字より、単価の相場感を先に掴んでおくほうが実態に近づけます。

職種別一覧

エン運営『フリーランススタート』定点調査レポートによると、ITエンジニア向け案件は月額単価での契約が一般的です。

職種別に見ると、コンサルタントが月108万円と最も高く、セキュリティエンジニア93.6万円、ブロックチェーンエンジニア88.7万円と続きます。

バックエンド・フロントエンドも80万円前後が相場で、実装中心の職種でも高単価帯に入れることがわかります。

単価を左右するのは職種だけではありません。

設計や要件定義などの上流工程まで担当できるエンジニアは、同じ職種でも単価が80万〜100万円以上に跳ね上がります。

自分がどの単価帯にいるかを把握しておくと、次にどのスキルや経験を積むべきかが見えてきます。

経験年数別

以下、インフラエンジニアの相場単価です。

経験1年未満の25万〜30万円から、5年以上で80万〜100万円まで単価が約3倍に広がっています。

ただし年数を重ねるだけでは上限があります。60万〜80万円の壁を超えるかどうかは、設計やチームリードといった上流工程の経験を積んでいるかどうかで変わります。

実装しか経験がないまま年数だけ増えても、単価は頭打ちになりやすいのが実態です。

今の経験でどの単価帯を狙えるか気になる場合は、実際の案件情報を見て肌感をつかむのが一番早いです。

エージェントに相談すれば、自分のスキルセットに近い案件の単価感を具体的に教えてもらえます。

もし今の経験でどの程度の単価を狙えるのか気になる場合は、市場の案件情報を参考にしながらキャリアの方向性をプロに相談してみるのも一つの方法です。

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フリーランスエンジニアの手取り

フリーランスの場合は税金と社会保険を自分で払うため、実際に口座に入る金額はそこから下がります。

会社員なら給与から自動的に引かれる分を、フリーランスは自分で計算して納める必要があります。

独立を考えるなら、年収の数字より先に手取りの試算をしておくべきです。

独立を考えるなら、手取りベースで収支を試算するところから始めるべきです。

税金・社会保険料の実質負担

フリーランスエンジニアが自分で支払う主な項目は、

の4つです。

合計すると年収の20〜30%前後(所得や控除によって変動)が出ていく計算になります。

例えば年収800万円の場合、経費や控除の状況によって差はありますが、手取りは一般的には550万〜650万円前後になることが多いです。

※経費や控除によって変動します

手取りを増やす余地がある点は、会社員にはないフリーランスの強みです。

パソコン・ソフトウェア・通信費などを経費に計上すれば課税所得を下げられますし、青色申告を使えば最大65万円の控除も受けられます。

税の仕組みを知っているかどうかが、同じ年収でも手取りの差になります。

会社員との手取り比較

会社員は社会保険料の半分を会社が負担しており、ボーナスや各種手当も加わります。額面年収だけで比べると差が縮まって見えることもあります。

ただし単価次第では、その差は逆転します。月単価80万円の案件に1年入れば年収は約960万円。

税・保険を差し引いても、会社員の手取りを上回る水準です。

フリーランスに有利な点・不利な点を両方把握したうえで、数字と成長機会の両軸で比べるのが現実的な判断です。

フリーランスエンジニアは年収1000万稼げる?

結論から言うと、稼げます。

ただし誰でも届く水準ではなく、単価帯と稼働率の両方が揃って初めて現実になります

「なんとなく高そう」という印象ではなく、数字で条件を把握しておくことが先決です。

1000万超えに共通する条件

計算はシンプルです。

月単価80万円で12ヶ月稼働すれば年収960万円、月単価90万円なら1080万円になります。

フリーランス協会が公開している「フリーランス白書2023」によると、年収1000万円以上を稼ぐフリーランスは全体の10%前後です。

10人に1人という数字は、狭き門ではありますが、現実に届いている人がいるということでもあります。

ただし月単価90万円でも、2ヶ月空白が出れば年収は720万円まで落ちます。

単価を上げることと並行して、稼働率を切らさない案件管理が年収1000万円の実質的な条件です。

フリーランスとして独立するまでの流れや必要な経験を知りたい方は、以下の記事も参考になります。

>> フリーランスエンジニアになるには?実務経験から独立までの完全ロードマップ

今、単価が上がるスキルとは

単価を左右するのは、技術スキルよりも担当フェーズです。

クラウドインフラやバックエンド開発は案件数が多く、経験を積むほど単価が上がりやすい分野です。

さらに要件定義や設計などの上流工程まで担当できるようになると、単価は実装専任のエンジニアとは別の帯域に入ります。

実装の精度を上げることと、設計・アーキテクチャに関われる経験を積むこと。

この2軸を意識してキャリアを組み立てていくと、高単価帯への道筋が見えてきます。

フリーランスエンジニアが年収を上げる方法

年収を左右するのは、単価交渉・スキル選定・案件選びの3点です。

それぞれ独立した話ではなく、三つが噛み合って初めて収入は上がります。

単価交渉

月単価70万円と90万円では、年間240万円の差が出ます。スキルが上がっても交渉しなければ単価は動きません。

案件更新や新規参画のタイミングは、単価を見直す数少ない機会です。黙って更新するか、一言交渉するかで、年収が変わります。

年収に直結するスキル

闇雲にスキルを増やしても、単価には直結しません。

フリーランス市場で単価が上がりやすいのは、需要が安定している領域で、かつ上流工程まで担当できるエンジニアです。

クラウドインフラやバックエンド開発は案件数が多く、経験を積むほど選べる単価帯が広がります。

さらに設計や要件定義まで入れるようになると、実装専任とは別の単価帯に入ります。

市場で何が求められているかを見ながらスキルを選ぶことが、遠回りしない年収アップの道筋です。

年収が変わる案件選び

同じスキルを持っていても、どの案件に入るかで単価と成長速度が変わります。

設計やリードポジションを含む案件は、実装中心の案件より単価が高く、かつ次の高単価案件につながる経験も積めます。

目先の単価だけで選ぶと、気づけば実装専任のまま年数だけ増えているという状況になりがちです。

1〜2年後の単価帯を見据えて、今の案件を選ぶ視点を持つことが長期的な収入アップにつながります。

SESからフリーランスというキャリア

SESからフリーランスへの移行は、キャリアパスとして現実的な選択肢です。

客先に常駐してプロジェクトに入る働き方は、SESもフリーランスも構造として変わりません。

違うのは契約形態と、収入の決まり方です。

SES経験はフリーランスで活きる

SESで複数の現場を経験してきたエンジニアは、フリーランス案件でも即戦力として見られやすいです。

開発環境やチーム体制が現場ごとに変わるSESの働き方は、それ自体が適応力の証明になります。

特に設計や開発の経験があれば、企業側からすると「説明しなくても動ける人材」として映ります。

フリーランス案件は短期間で成果を求められることが多いため、立ち上がりの早さは単価にも直結します。

客先常駐の働き方に悩んでいる場合は、以下の記事も参考になります。

>> SESが向いてない人の特徴とは?つらい理由とキャリアの選択肢

独立後に年収が上がった事例

SESからフリーランスへ働き方を変えることで、年収が数百万単位で変わることもあります。

会社員は昇給制度の枠内で収入が動きますが、フリーランスは単価が上がればその分だけ年収に反映されます。

たとえば、年収500万円前後だったエンジニアが月単価70万円の案件に入れば、年収は約840万円になります。

税負担を差し引いても、会社員時代より手元に残る金額は増えます。

ただし単価70万円の案件に入れるかどうかは、自分のスキルが市場でどう評価されるかによります。

まず実際の案件情報を見て、自分のスキルセットに近い案件の単価感を確認するのが一番早い方法です。

フリーランス年収が気になるなら市場価値を確認してみよう

フリーランスエンジニアの年収は、スキルや経験、担当してきた工程によって大きく変わります。

そのため、平均年収だけを見ても、自分がどのくらい稼げるのかを正確に判断することは難しい場合があります。

もし今、

こうした点が気になっている場合は、一度キャリアを整理してみるのも一つの方法です。SESのキャリアに不安を感じている方は、 以下の記事も参考にしてみてください。

>> SESの将来性はある?エンジニアの需要とキャリアの選択肢を解説

案件選び.comの無料相談では、これまでの経験やスキルをもとに、現在の市場単価や想定される年収レンジ、参画できる案件の傾向についてお伝えしています。

フリーランスという働き方に興味がある方は、まずは市場の情報を知るところから始めてみてください。

フリーランスエンジニアとして年収を上げたいならキャリアを整理してみよう

フリーランスエンジニアの年収は、平均だけでは判断できません。スキル、経験、担当してきた工程によって、参画できる案件単価は大きく変わります。

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